県立高校入試結果発表
本日3月18日(月)は、県立高校一般入試の結果発表でしたね。
見事難関を突破し、晴れて志望校合格を勝ち取った受験生の皆さん、お疲れさまでした。また、残念ながら結果が振るわなかった方もいらっしゃると思いますが、ここまでの努力は必ずいつか実を結びます。まずは、高校3年間をどう過ごすのか、勝負はこれからが始まりです!
さて、私ども力学習塾は、2月にオープンした新設教室のため、今年高校受験をした生徒は在籍しておりませんでした。ということで、来年の今頃は、受験を乗り越えた生徒たちと、笑顔の春を迎えたい、と決意を新たにする一日でした。
ところで、皆様は、高校がどのように合格者を決定しているか、ご存知ですか?愛媛県の県立高校に関してざっくりとまとめますと、以下のようになっています。
1. 内申点の高い順に定員の9割程度の人数に絞る
2. 1で残った受験生のうち、入試本番の点数の高い順に定員の7割程度の人数が合格
3. 1と2で漏れてしまった人たちを対象に、最終選考を行う※ちょっと複雑なので、ここではこの程度の説明にとどめておきます(-_-;)
いかがでしょうか?ちょっとわかりにくい制度ですので、詳しくお知りになりたい方は、ぜひ当塾にお声がけ下さい。
また、皆さんがよく誤解されているのが、「内申点」についてです。ここで言う内申点とは、愛媛県の県立高校の入試では正式には「調査書点」と呼ばれていますので、覚えておいてください。
そして、その調査書点の実態ですが、
「中1と中2は3学期、中3は2学期の通信簿の9教科の評価の合計。」←たったこれだけです。よく、「内申にいいから〇〇委員会を希望する」とか「内申に響くからもうこれ以上休めない」とか「部活を頑張っているから内申は大丈夫」とか、聞きませんか?これらの要素は、内申点=調査書点には一切反映されません。
・・・ということは?
まとめますと、愛媛県の県立高校を志望するのであれば、1年生の通信簿の評価を一定以上に保っておかないと、不利になるということです。
さらに、上記で「中1と中2は3学期、中3は2学期の通信簿の9教科の評価の合計が内申だ」と申し上げましたが、これは中1~中2は3学期、中3は2学期さえがんばっておけば良い、ということにはなりません!
中1~中2の3学期、中3の2学期の評価は、年間を通じた総合評価ですので、それまでの学期が振るわない場合、当然それなりの評価にしかなりません。
結論、愛媛県県立高校志望の場合、中1の1学期から、コツコツと頑張っておくしかない、ということです。
そのためには、次学年の良いスタートは欠かすことができません。新中1生はもちろん、新中2・新中3生も、あきらめる必要はありません。これまでの成績が不安であれば、次学年で挽回すればいいのです。
では、どうするか?答えは簡単。「次学年に向けた備えを、春休みが終わるまでにする。」が正解です。
春休みに何をすればいいのか分からないという方は、ぜひ力学習塾にお越しください。この道12年のプロが、現状分析から春休み中に克服すべき課題、その課題の解決方法まで、アドバイスさせていただきます。
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