小学生の単元テスト
いきなりですが、小学校で実施される、単元ごとのまとめのテストでは、すべての観点で70%以上取れていることが必須になります。
なぜなら、小学校のテストは、学習した内容が「できるようになった」のか「できるようになっていない」のかを判別するために作られているからです。
中学生以上になると、学校のテストでは順位がつくようになります。そのため、学年上位から下位まで、まんべんなく散らばるように、上位の一握りの層のみが正解できるであろう問題から誰でも正解できる超基礎的な問題まで、1つのテストで幅広く出題されます。しかし、小学校のテストは、先ほど申し上げた通り「できるようになった」「できるようになっていない」の判別が目的ですので、問題の構成としては、それまでの授業内容をしっかり習得している生徒なら出来て当然の問題しか出題されません。
ですから、小学校のテストでは、「できるようになった」生徒は、少なくとも70%以上は正解できる内容になっています。
裏を返せば、70%取れていなければ「できるようになっていない」のです!
最近の小学校のテストでは、「知識・理解」「考え方」「技能」などの観点別評価しか無く、点数がつかないことが多くなっています。このため、出来るようになっているのか判断がつかないというご意見をよく聞きます。これをお読みの方で、そのようにお感じの方は、観点別評価(グラフのようなタイプや分数表記が一般的です)にご注目いただき、それぞれの観点で70%以上の評価がついているかどうか注意してみてください。常時70%以下の観点のある教科は、このままでは苦手教科となってしまうか、すでに苦手教科である恐れが非常に高いです。
とくに、算数は学習済みの内容を使って新たな内容を勉強する教科ですので、「できるようになっていない」ところは、遅かれ早かれ次の出来ないところの原因となります。
学校のテストは、小学生にとって、学習にしっかりとついていけているかを見極める、重要な判断材料となります。テストは必ず保護者様が確認してあげてください。もしも、学校のテストはお家で見せないお子様をお持ちでしたら、必ず見せることをお子様に求めてください。知らない間に、勉強面で大きなトラブルを抱えてしまうことになってしまいますし、生徒にとっても自分の勉強に関心を抱かれないので、どうしても勉強への意識が低くなってしまいます。
そのうえで、不安な教科が出てきた場合は、御遠慮なく力学習塾までご相談ください♪
◇各種お問合せ・無料学習相談のお申込み・無料体験のお申込みは、コチラから。
◇お電話でのお問い合わせは、089-964-3566まで。
0コメント