8月も後半です。

　こんにちは。東温市の個別指導塾「力学習塾」です。

　お盆が過ぎて、8月も残すところ10日余りとなりました。力学習塾では、夏季休講が終わり、夏期講習の後半戦が再開しています。

　今年は、猛暑に加えて台風が立て続けに接近してきたこともあり、天候に恵まれない夏休みの感がありますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

　塾の仕事をしていると、毎年8月の後半には、大きく学力が伸びるとともに、人間的な成長を見せる生徒が出てきます。例えば、夏休みに入る前にはできなかった問題や苦手だった教科が克服できた生徒は、自分自身の夏休み中の頑張りに手ごたえを感じ自信をつけたり、勉強に前向きになったりします。その自信や前向きな気持ちが学習以外にも良い影響を与え、人間的に一皮むけた印象を抱かせるのです。

　当塾の指導方針の一つに「勉強に対して本当にやる気を出して取り組めるのは、結果が出たと実感できたとき」というものがあります。人間誰しも、好きではないもの（ここでは勉強ですね汗）に対してやる気や意欲を持って取り組むことはできません。それでも「やらないといけないこと」「避けては通れないもの」というのは、人生でたくさん遭遇します。そんな時に、「嫌いだからやらない。やらないからできるようにはならない。でも仕方ないじゃん。」では通用しません。

　そんな時、小中学校時代に勉強を頑張って、その頑張りが結果につながるという経験をしたことのある人は、その経験をもとに、「やらなければいけないこと」や「避けては通れないもの」に前向きに立ち向かっていくことができるのです。それは、正しく努力をすれば結果が出るということを、勉強を通じて知っているからです。逆に、子供時代に勉強を通じてその経験をしていなければ、人生の中でいつか必ず訪れる、しかも勉強ができるようになることよりも重要な「避けては通れないもの」にぶち当たった際に初めて、それを乗り越える、ということをしなければなくなるのです。もちろん勉強以外でも「やらなければいけないこと」を乗り越えて結果を出す、という経験はできると思います。しかし、案外小中学校時代に勉強以外で、そういう経験をすることができるものって、巡り合わないものです。「部活があるじゃないか」とおっしゃる方がいるかもしれません。しかし、そもそも部活は自分がやると決めてやっているものなので、ここで話題になっている「本当だったらやりたくないことなんだけどやらなくてはいけないことでもある」という性格のものでは無いと考えています。

　この記事をご覧の方が、学生の方であれば、落ち着いて自分の身の回りを見渡してみてください。勉強以外で「本当だったらやりたくないことなんだけどやらなくてはいけないことでもある」に当てはまるものが、見つかりますか？保護者の方であれば、ご自身が学生時代にそういう類のものがおありでしたでしょうか？繰り返しになりますが、学生時代って意外とそういうものが無いんですよね・・・

　しかし、嫌なことを乗り越え、結果を出し、手ごたえを感じ、嫌なことでも前向きに取り組む、という経験は成長には欠かすことはできません。勉強を頑張るって、そういうところに本当の価値があるのではないでしょうか？

　なんだかお説教臭くなってしまいましたが、どの生徒も成長を実感でき、前向きに学習に取り組めるように、残りの夏期講習から2学期以降の指導を頑張っていこうと、改めて思う今日この頃です。

　まだまだ暑い日が続きますが、どなた様もお元気に夏を乗り越えられ、充実の2学期スタートを迎えられますように。

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力学習塾（ちから学習塾）

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