大学入学共通テスト
東温市の皆様、こんにちは。見奈良にあります個別指導の力学習塾(ちから学習塾)と申します。
さて、先月18日~19日に大学入試センター試験が行われました。当塾は、対象を小中学生としておりますので、直接的に大学入試指導に関わるわけではないのですが、大学入試を注意深く見ることで、これから小中高で学ぶことや必要とされる力が見えてまいりますので、やはり注目しています。また、来年度よりセンター試験に代わり大学入学共通テストの実施が始まります。2019年末に「英語の民間試験活用」や「数学・国語の記述問題」の導入先送りが発表され、大きな話題となったことをご存知の方も多いと思いますが、現在分かっている範囲で、新たに実施される共通テストから、この時代に学ぶ子供たちに、何が求められているのか、探ってみたいと思います。
さて、直前で述べた通り、英語の民間試験(英検やTOEICなど)の活用や記述問題が当面のところ無くなったことで、「あれ?結局センター試験と同じじゃない?」という印象を持たれる方も少なくないでしょう。
しかし、昨年実施されたプレテストを見ると、問題そのものがセンター試験とは異なる作られ方をしていることが分かります。では、詳しく見ていきましょう。
1.文字数や必ず読まなければならない箇所の増加
教科によっては問題の文字数自体が大幅に増える教科があります。代表的なものは数学です。他にも、文字数はそこまで変わらないが、すみずみまできちんと読まないと正答にたどり着くことが出来ないような問題が多くなります。
2.情報処理系の問題が増加
情報処理から遠いイメージのある国語を例に説明しますと、センター試験では「出題された文章」を読み解くのに対して、共通テストでは「出題された文章とそれに関連する資料や別の文章(新聞記事の切り抜き等)」を並行して読む問題が多くなります。このように、知識ではなく、それをもとにした情報処理能力を重視する方向性となる見込みです。
3.実生活に則した状況設定
英語ではネットでよく見るお店の評判記事のようなものの英語版が出題されたり、国語でも文学や評論文ではなく、法律関係やビジネス書のような実用的な文章が出題されたりします。こういった文章は「大学入試の問題はこう読み、こう解く」という解法テクニックが当てはまらないことが多いため、パターンで覚えておく、というような学習が通用しなくなります。
ここまでにご紹介したような大学入試共通テストの特徴から言えることは、
〇知識は量重視ではなく、基本的なものをしっかり理解し、出題内容に合わせて正しく使える質が重視されるようになる。
〇そのために、文章や情報を丁寧に注意深く読む力が大切
この2点です。つまり、入試のためのその場しのぎの学習ではなく、社会に出て通用する一生ものの学力養成が求められる、ということです。
上記をまとめますと、
よく読み考えなさい、ということです。
当塾では、この流れをいち早く察知し、昨秋より順次「論理国語」という、パターンに頼らない本物の読解力と、その読解力をもとに論理的に考える力を養うための指導を開始しました。開始して数か月経ちますが、ほとんどの生徒は一文の構成すらも、筋道を立てて理解することができず、自分の感覚だけを頼りに好き勝手に読んでいることを痛感しています。
英語重視?思考力重視?プログラミング?これからの教育を考えてみると、あまりにも新しいことを次から次へと押し付けられるような感覚って無いですか?
もしそうだとしたら、原点に立ち返り、「読む力・言葉を使う力を身につけ、論理的に思考することが出来る」ようになるために、当塾の「論理国語」のご受講をお勧め致します。英語は単なる母国語以外の言語学習です。母国語=日本語の理解無くして第2言語の習得は望めません。人間は言葉を用いずに何かを考えることが出来ません。言葉の使い方がままならないまま思考力の強化は不可能です。プログラミングはプログラミング言語を使うれっきとした言語学習です。英語同様日本語の習得無くして他の言語は使いこなせません。
これからの教育の根幹を成すのは、日本語を正しく扱う力です!!ご興味をお持ちの方は、お気軽にお問合せ下さい!
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