県立高校全員合格!
こんにちは。東温市見奈良にあります個別指導の力学習塾(ちから学習塾)です。
3月18日は愛媛県立高校合格発表の日でした。ニュース番組でも取りあげられていて、合格の喜びに沸く様子をご覧になった方も多いと思います。
当教室でも、続々と合格を勝ち取った中学3年生が報告に訪れてくれました。その結果、
在籍中3生全員が県立高校合格
という最高の結果になりました。
どの生徒も毎日のように教室にやってきて、志望校合格に向けて最後の最後まで努力を積み重ねた結果です。それを見守ってきた立場として、とてもうれしく誇らしい気持ちになりました。どの生徒も、自分の受験番号を見つけたあの気持ちを忘れず、次なるチャレンジに胸を張って向かって欲しいと願っています。
さて、合格発表を機会に、今年度の入試のデータを紐解いてみます。
県全体で見ますと、全日制課程の定員9,185人に対し8,030人(推薦入学確約者数を含む)が志願し、志願倍率は0.87倍でした。お気付きのように、県全体では定員割れとなっています。特に南予地域・東予地域では軒並み各校定員割れとなっています。
さて、東温市のある中予地域の高校はどうだったでしょう。下表をご覧ください。
細かな倍率に関しては、こちらの表でご確認いただくとして、表の右端に「実質倍率」という欄を設けてみました。県立入試には一般入試と推薦入試があり、先に推薦入試の合格内定者が決定します。その後各校の志願者数及び倍率が発表になりますが、その際に推薦入試合格内定者が志願者数に含まれています。そのため、定員および志願者数から推薦入試合格内定者数を差し引いた実質定員と実質志願者数を用いて、一般入試の実質倍率を算出しております。実質倍率は倍率1倍を超える学校では微増する傾向があります。中には、0.1ポイント以上の上昇がみられる場合もあります。
全体をザックリと総括すると、松山市内の上位校と専門学科のある高校に人気が集中する傾向はこれまで通りでした。際立つのは昨今の情報化社会の流れを受けて松山工業情報電子学科の高倍率化位で、ほぼ例年通りの状況です。
受験を考える際は、ほとんどのケースで一般入試を基本に考えることになると思いますので、一般入試の実質的な倍率は、発表されている倍率よりも少し高いことがあるということを覚えておいてください。(気にし過ぎることはありませんが…)
また、表にはありませんが、合格者数を細かく見ていくと、定員割れを起こしている学校でも、志願者全員が合格していないケースが散見されました。なぜそのようなことが起こるのか、はっきりとしたことは申し上げられませんし、不合格となった生徒個別の事情もあると思われます。しかしながら可能性としては以下のようなことが考えられます。
①あまりにも入試で点数が低すぎる
②あまりにも調査書点(いわゆる内申点のこと)が低すぎる
③あまりにも面接の内容がよろしくない
中でも、中学校生活3年間の積み重ねである調査書点の影響は小さくはないでしょう。受験といえば入試で何点取れるかに注意が行きがちですが、日ごろからの学習の積み重ねや、もっと視野を広くすれば中学校に入学するまでの基礎学力の充実などが大切です。現在が何年生であっても、その年齢に必要な学力を抜けなく身につけていってほしいです。
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